アップローズキャリア 尾川直子からのメッセージ

警察官、消防官の論作文試験について その3(2017.08.15)

 こちらは横浜市消防局(大卒程度)の平成26年度の論文テーマです。

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大規模地震などの災害時には、「自助(自分の身を自分で守ること)」と「共助(地域の住民が協力して助け合うこと)」が必要とされます。こうした「自助」、「共助」の大切さについて、あなたの考えを述べなさい。
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 警察官や消防官の論文試験では「自助」や「共助」というテーマをよく見かけます。もう一つ「公助」もありますが、こちらは同じ年の横浜市の学校事務の論文試験で触れられていました。

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震災対策に欠かせない考え方のひとつに、「自助・共助・公助」がある。「自助」は自分の身は自分で守ること、「公助」は行政が進める減災に向けた取組のこと、そして「共助」は地域の住民が協力して助け合うことである。このうち、「共助」をより推進するために行政ができることは何か、あなたの考えを述べなさい。
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 消防局の試験では出てこなかった「公助」が学校事務でなぜ出ているのかは分かりませんが、自助、共助、公助の言葉の意味を知らなかった人はこの機会に調べておいてください。そして、論文も練習しておきましょう。ちなみに、横浜市消防局は試験時間1時間、字数は750字程度のようです。

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 http://appcar.jp/blog/2013-03-16.php