
総合型選抜について その31(2025.10.17)
総合型選抜ではプレゼンテーション試験が行われることがあります。今回はプレゼンテーション試験で使うことが認められている「ツール」について、お伝えしたいと思います。
まず、スケッチブックを使える場合です。スケッチブックはA3のものを用意します。そこで大切なことは文字が小さくならないようにすること、写真をうまく使うこと、余白を作ることです。スピーチと連動した内容を分かりやすい言葉や写真で補完していきましょう。スケッチブックの裏側にスピーチ原稿を貼っておくと、話しやすくなります。
次に、パワーポイントを使える場合です。こちらもスケッチブック同様、文字が小さくならないようにしましょう。フォントはゴシック体が見やすいです。パワーポイントだと、つい色々な色を使いたくなってしまいますが、あまりにカラフルですと見づらくなってしまうので、色の増やしすぎに注意しましょう。スライドの枚数に関してですが、これも次々に変えていくと、自分も忙しくなるし、聞いている側も落ち着きませんので、1分から2分ぐらいで1枚のペースでいいと思います。
最後に、ポスターを使える場合です。ポスター作成の基本は揃えること、まとめること、めりはりをつけること、余白を設けることだと言われています。伝えたい情報を整理し、伝えたいことを箇条書きすることから始めてみましょう。小論文では:(コロン)などの記号を使ったり、体言止めといった表現は使わないこととされていますが、ポスターでは使っても構いません。文章を長く書かずに、そうした工夫ですっきりと表現していきましょう。
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